社会を苦手科目から得意科目にする勉強方法

社会を苦手科目から得意科目にする勉強方法

 

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社会科目の選択について

 

国公立大学の受験生は、受験科目を選択する必要があります。
特に国公立大文系では、ほとんどの学生が複数科目を選択することになるでしょう。

 

現在のセンター社会は、以下のとおり、<地理・歴史>と<公民>に分かれています。

 

 <地理・歴史> ※難関大はほとんどB指定。

 

  世界史A、世界史B、日本史A、日本史B、地理A、地理B、

 

 <公民>

 

  政治経済、倫理・政治経済、現代社会、倫理

 

 

そして、上記の科目から受験科目を以下のとおり選択します。

 

 国公立大文系 @『地理・歴史1科目+公民1科目』※大学・学部の指定あり

 

 国公立大理系 A『地理・歴史・公民1科目』※大学・学部の指定あり

 

 私立大文系  A『地理・歴史・公民1科目』※大学・学部の指定あり

 

 の2パターンです。

 

・受験科目は、希望する大学・学部の指定科目から得意な科目を選ぶと良いでしょう。

 

  

各科目の特徴

 

  世界史B  世界各国の歴史とその時代の国々のつながりを学習。
        『広く浅く』ではあるが、難関大では『広く深く』である。
        暗記量:とても多い

 

  日本史B  古代から現代までの日本の歴史。資料問題など内容が深い。
        『狭く深く』ではあるが、難関大は『本当に深い』です。
        暗記量:とても多い

 

  地 理B  世界の国、地域の特徴や、地形、気候、産業などを学習。
        暗記量:多い   時事問題:少し

 

  現代社会  理系学生が多く選ぶ。短期で学習可能。但し、時事など不確定要素あり。
        暗記量:少ない  時事問題:多い

 

  政治経済  理系学生が多く選ぶ。短期で学習可能。但し、時事など不確定要素あり。
        暗記量:少ない  時事問題:多い 

 

  倫・政経  倫理と政治経済の全範囲なので、負担は少し大きくなる。
        倫理と政治経済を合わせた暗記量・時事問題量

 

  倫  理  『思想』『哲学』の内容と歴史的推移を学習する。短期で学習可能。
        暗記量:少ない

 

 

 

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世界史の勉強方法

 

世界史は、世界各国の歴史とその時代の国々の因果関係を学習します。
人物・事象を覚えることは、とても多いのですが、全体の流れを先に掴むことで
頭にストンと入ってきます。

 

 ・世界史全体の流れをつかむ。

 

 ・それぞれの時代の国々の因果関係を理解する。 

 

 ・戦争・宗教・文化など起こった原因、その後どうなったのか、などを理解する。

 

 

世界史の試験では、単なる暗記ではなく世界史全体の流れや国々の因果関係など
複合的な問題が頻出しています。

 

世界史の勉強法は、世界史全体の流れを理解してから暗記に入る。

 

1.わかりやすい解説本(またはマンガ)で世界史の流れを理解する。

 

2.基本レベルの問題集で、何度も繰り返し解く!
  間違えが無くなってきたら、標準レベルの問題集に取組む。
  もちろん、何度も繰り返し解く。

 

3.過去問など入試問題を解く。何度も繰り返し解く。

日本史の勉強方法

 

日本史とは、古代から現代までの政治史・経済史・外交史・文化史についての学問です。
なかでも、特に重要なのは、政治史です。なぜなら政治史は、時の権力者の歴史でも
あります。その権力者が、経済、外交、文化を主導していくためです。

 

日本史に必要な要素

 

・政治史を中心に日本史の流れを理解しましょう。(木の幹)

 

・次に経済史、外交史、文化史を理解しましょう。(枝葉)

 

・入試に頻出の史料問題を学習しましょう。

 

入試問題は、正誤問題、並び替え問題、史料問題、論述問題(国公立2次、難関私大)です。

 

日本史の勉強法のポイント。

 

1.教科書わかりやすい解説本(またはマンガ)で日本史全体の流れを掴む。
  政治史⇒(経済史、外交史、文化史)

 

2.基本レベルの問題集で、何度も繰り返し解く!
  間違えが無くなってきたら、標準レベルの問題集に取組む。
  もちろん、何度も繰り返し解く。

 

3.過去問など入試問題を解く。何度も繰り返し解く。

 

地理の勉強方法

 

地理は、暗記プラス、基礎的な知識や統計データーから答えを導き出す力が問われます。
地理は、『系統地理』と『地誌』の2つに大きく分けられます。
 @『系統地理』は、地図地形、気候、産業(農業、工業、商業)、民族、環境など。
 A『地誌』は、アジア、南北アメリカ、アフリカ、ヨーロッパ、オセアニアなど。

 

 

・@の系統地理から学習する。Aは、@の地域版であるため。

 

・Aは、地誌は、それぞれの地域、国を比較して覚えるとよい。

 

・地図、統計デ−タ−等の考察問題に慣れる。

 

地理の勉強は、いかに効率よく覚え理解するかが重要です。
地図や統計データーを活用すれば、よりイメージが湧いて覚えやすいでしょう。

 

1.教科書、わかりやすい解説本で地理全体のイメージをつかみ、確認として
  問題を解きましょう。地図、統計データーは、必ず利用しましょう。

 

2.基本レベルの問題集で、何度も繰り返し解く!
  間違えが無くなってきたら、標準レベルの問題集に取組む。
  もちろん、何度も繰り返し解く。

 

3.過去問など入試問題を解く。何度も繰り返し解く。

 

4.時事問題も出されますので、日頃から政治・社会のニュースに関心を持ちましょう。

 

 

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現代社会の勉強法

 

現代社会は、政治分野、経済分野、現代社会の倫理分野の3つからなります。
独習の人も多く、比較的、少ない時間で高得点が狙える科目でもあります。
センター試験は、正誤問題、組合せ問題、考察問題で作成されています。

 

・3分野のバランスのよい勉強が重要

 

・問題形式になれるよう多くの問題に取り組む

 

・時事問題対策として、日頃から政治・社会のニュースに関心を持つ

 

現代社会の勉強は、

 

1.教科書、わかりやすい解説本で現代社会全体のイメージをつかみ、確認として問題を
  解きましょう。

 

2.基本レベルの問題集で、何度も繰り返し解く!
  間違えが無くなってきたら、標準レベルの問題集に取組む。
  もちろん、何度も繰り返し解く。

 

3.過去問など入試問題を解く。何度も繰り返し解く。

 

政治経済の勉強方法

 

政治経済は、政治分野、経済分野の2つからなります。
独習の人も多く、比較的、少ない時間で高得点が狙える科目でもあります。
過去のセンター試験では、全範囲バランス良く出題されています。
国公立大2次試験、私立大一般入試は、大学により傾向が違いますので過去問等で
確認して下さい。

 

・2分野のバランスのよい勉強が必要。
 国公立大2次、私立大は、過去問の傾向を確認し、志望校対策を。

 

・問題形式になれるよう、多くの問題に取り組む。

 

・時事問題対策として、日頃から政治・社会のニュースに関心を持つ。

 

政治経済の勉強は、

 

1.教科書、わかりやすい解説本で政治経済全体のイメージをつかみ、
  確認として問題を解きましょう。

 

2.基本レベルの問題集で、何度も繰り返し解く!
  間違えが無くなってきたら、標準レベルの問題集に取組む。
  もちろん、何度も繰り返し解く。

 

3.国公立大2次、私立大一般入試では、大学により傾向が違いますので
  大学毎に対策が必要です。
  例えば、論述問題が出題される大学もあります。

 

4.過去問など入試問題を解く。何度も繰り返し解く。

倫理の勉強方法

 

倫理は、『思想』『哲学』の学問です。
独習の人も多く、比較的、少ない時間で高得点が狙える科目でもあります。
過去のセンター試験は、全範囲バランス良く出題されています。
また、読解力や思考力を試す問題も出題されている。

 

・『思想家・哲学者』の『思想・哲学』の内容の違いを理解すること。
   ※思想とは、思想を深く豊かに持っている人。
    思想の面で、社会的影響力を持っている人。
   ※哲学者とは、広義に哲学を研究する者。

 

・問題形式になれるよう、多くの問題に取り組む。

 

・読解力、思考力を試す問題が出題されている。

 

倫理の勉強は、

 

1.教科書、わかりやすい解説本で思想・哲学全体のイメージをつかむ。
  そして、思想家・哲学者の思想内容の違いを理解すること。
  確認として問題を解きましょう。

 

2.基本レベルの問題集で、何度も繰り返し解く!
  間違えが無くなってきたら、標準レベルの問題集に取組む。
  読解力・思考力を問う問題に取組む。

 

3.過去問など入試問題を解く。何度も繰り返し解く。

 

倫理・政治経済の勉強

 

倫理・政治経済は、倫理分野・政治分野、経済分野の3つからなります。
独習の人も多く、比較的、少ない時間で高得点が狙える科目でもあります。
過去のセンター試験は、全範囲バランス良く出題されています。

 

 

・3分野のバランスのよい勉強が必要。

 

・問題形式になれるよう、多くの問題に取り組む。

 

・読解力、思考力を試す問題が出題されている。

 

・時事問題対策として、日頃から政治・社会のニュースに関心を持つ。

 

倫理・政治経済の勉強は、

 

1.教科書、わかりやすい解説本で政治経済全体のイメージをつかみ、
  確認として問題を解きましょう。

 

2.基本レベルの問題集で、何度も繰り返し解く!
  間違えが無くなってきたら、標準レベルの問題集に取組む。
  読解力・思考力を問う問題に取組む。

 

4.過去問など入試問題を解く。何度も繰り返し解く。

 

 

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